
先輩から教わった事を今度は後輩に伝えていきたい
建築部 I.I
2014年入社
建物を形作る瞬間のやりがい
私が建築の仕事で一番やりがいを感じる瞬間は「建て方」という工程です。それまでは準備工事や基礎工事など目に見える仕事は少ないのですが、柱や梁のような主要な構造材を組み立てる「建て方」という作業はまさに建物を建てていると意識できる瞬間だからです。
周りの方からも「何ができるの?」「大きいね」など声をかけられる機会も増えるので、数か月に及ぶ工程の中でも印象的な瞬間です。

幼少期の疑問が導いた建築の道
Q.入社のきっかけを教えてください
「どうやってこんな大きなものを建てるんだろう?」きっかけはそんな幼いころの些細な疑問でした。年を重ねるごとに建築への興味は高まっていき、気が付くと高校では建築コースを選択していました。
会社見学では様々な現場を回らせていただきましたが、どの現場でも優しく説明してくれました。その温かい人柄に触れ、入社を決意しました。

天候と戦う現場の厳しさ
Q.大変だったことを教えてください
当たり前のことですが、外での作業が多いので夏は暑く、冬は寒いことです。自分の感じる暑さ・寒さもそうですが、その気温によってコンクリートの特性が変わったり、様々なことに気を回さないと良いものができないことが難しい点だと思いました。
また、天候によっては昼夜問わず現場につきっきりになったり、作業ができない日が続くなど、自分のペースで進まないことも多いのもつらいところです。別な作業を進めるなど臨機応変に対応できればいいのですが、まだその判断も難しいので先輩方の動き方を参考に勉強していきたいと思います。
頼りにされる存在を目指して
Q.学生へのメッセージをお願いします
この会社には頼りになる先輩方がたくさんいます。現場の進め方、発注者・設計会社との折衝、大工さんや職人さんとのコミュニケーションなど、教科書では教えてくれないようなことを実際の工事を通して教えてくれます。まだまだ頼りない私ですが、先輩方のように私も知識・経験をこれから入社する皆さんに伝えていけるよう努力していこうと思いますのでよろしくお願いします。
